海と風と太陽と。
島のこんな畑で、育てています

海に囲まれた、サンゴの島

沖永良部島という島の名前、聞いたことはあるでしょうか。
鹿児島空港から飛行機で約1時間半。

奄美群島の一つで、東シナ海に浮かぶ南国の島です。
一年を通して温暖で、真冬でも気温は15度以上。年平均気温は22〜23度あります。

ご覧のとおり、透明度の高い海に囲まれ、地形も夕陽も、とにかく景色が壮大。
シュノーケリングで訪れる人も多く、夏はドボンと飛び込めばすぐそこで泳げるし、かなりの確率でウミガメに出会えたりもする、とても自然豊かな島です。

沖永良部島はサンゴ礁が隆起してできた島。サンゴ由来の石灰岩が広がる、カルシウムなどのミネラルを含む土壌が特徴です。

ここでわたしたちが育てているのが、シマ桑という植物。
もともとは、島内のあちこちに自生していた元気なシマ桑を苗にして畑で育てはじめ、いまでは農薬を使わずに栽培しています。

農薬を使わず、ていねいに育てる

「シマ桑」とは、たくさんある桑の品種のなかでも、奄美群島に育つ桑の総称です。
あたたかな気候だからこそ、同じ畑で年に3〜4回は収穫ができるのがよいところ。

そのまま口にするものなので、農薬を使わずに育てたいと、3年以上をかけて有機JAS認定を取得しました。

陽当たりや風通しがとても大事なので、明るくて“気”のいい畑が多いのです。
太陽と、水と、島の赤土の力で、青々と育った桑の葉には、栄養がたっぷり。

一般的に、桑は大きな樹木にまで育つ植物ですが、わたしたちが畑で育てるときは、葉に栄養がいくよう、低めに育てます。収穫が近づくと、大きな手のひらサイズの葉が、いきいき、つやつやしたきれいな表情を見せてくれます。

陽の光と、水と、土と。島の自然をぎゅっと詰め込んで

もっとも大変なのは、年に3〜4回の収穫時期。タイミングを逃すと葉っぱが黄色くなり始めてしまうため、時間との勝負です。

みなで一斉に手刈りをして、茎を落とし、いい葉を選別。
葉っぱがやわらかいうちに、すぐに島内の加工場へ。

じゃぶじゃぶ洗って、乾燥させ、細やかな粒子の粉末にしていきます。
採ってすぐに加工できるから、色鮮やかなグリーンパウダーになるのです。

暑い夏は、畑での作業はことのほか大変です。
でもこんなシンプルで体によいもの、ほかにないんじゃないかと思ってつくっています。

島の自然の恵みを丸ごとぎゅっと詰め込んだようにして育つシマ桑。
島から都会へ出て、日々忙しく働いている友人たちにも届けたい……!

そんな思いで仲間とつくったシマ桑を、皆さんにもぜひ試していただきたいです。

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